2022年にTVアニメが放送され、ジャンプ+では第2部が連載開始になるチェンソーマン。
数多くのエンタメ作品に登場する悪魔ですが、チェンソーマンの悪魔はちょっと一味違うのをご存じでしたか?
主人公の「チェンソーマン」自体が悪魔ですが、チェンソーマンに登場する悪魔の特徴を知っていると物語がもっと楽しめますよ。
「チェンソーマン」に登場する悪魔の決定的な特徴
他の漫画に登場する悪魔は「ブラッククローバー」「魔入りました!入間くん」など、ヨーロッパの伝承の悪魔を元に作られています。
チェンソーマンに登場する悪魔は全然違います。
「コウモリの悪魔」「幽霊の悪魔」「銃の悪魔」などそれぞれ名前がつけられています。
主人公デンジを公安デビルハンターに導くメインキャラ・マキマはこう言います。
「全ての悪魔は名前を持って産まれてくる。その名前が恐れられているものほど悪魔自身の力を増すという」
たとえば「コーヒーの悪魔」がいても「コーヒー」という言葉自体に恐いイメージがないので「コーヒーの悪魔」は弱い。
「車の悪魔」だと轢かれて死ぬというイメージがあるので、「車の悪魔」は強い。
最終的には「銃の悪魔」と「支配の悪魔」の2大悪魔が世界の覇権を巡って、血で血を洗う戦いが繰り広げられます。
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例外の名前が恐くない悪魔も登場
名前が恐くないと弱いはずの「チェンソーマン」悪魔ですが、
時には「皮の悪魔」「ナマコの悪魔」など、名前を聞いても恐くない悪魔もいます。
第1回に登場した「トマトの悪魔」はトマトのモンスターが人を襲う、1978年のジョン・デ・ベロ監督のオバカホラー映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」をオマージュしています。
原作者藤本タツキ先生は大の映画狂なので、作品の随所に名作映画へのオマージュがいっぱいです。
「チェンソーマン」のような悪魔には別名もある
主人公の少年デンジは、父親の残した借金の返済のために、知り合った小さな悪魔ポチタと一緒に民間デビルハンターをしています。
しかし、ゾンビの悪魔に魂を売ったオーナーに裏切られ死亡します。
ポチタがデンジの心臓になったことで、デンジはチェンソーマンに変身。
公安デビルハンターにスカウトされて、強敵の悪魔と戦うことになります。
当初、頭に武器がついた悪魔には名前がついていませんでした。
チェンソーマンに続いて、
「刀の悪魔」「爆弾の悪魔」など頭が武器になった悪魔が登場。
その後、「武器人間」という名前だということが分かります。
これは2013年のホラー映画リチャード・ラーフォースト監督作品「武器人間」をモデルにしていると言われています。
チェンソーマンには名前の悪魔に関して恐ろしい秘密が……
チェンソーマン第1部の終盤、なぜチェンソーマンは「銃の悪魔」「支配の悪魔」の両方から狙われているのか?
その秘密が明らかになります。
しかし、これが分かってしまうと、台無しになるので、「チェンソーマン」本編またはTVアニメ「チェンソーマン」を見て確認してください。
まとめ
「チェンソーマン」に登場する悪魔は、恐いイメージをもたらす言葉が悪魔になり、そのイメージがさらに力を増大させていきます。
最終的に恐いイメージを喚起させる言葉の悪魔が最強の悪魔になります。
言葉では分かりにくいので、漫画やアニメを実際に見ることをおすすめします。